【寄稿】「ゲシュタルト・エチュード」|湯浅万貴子個展「円ら脈拍」|Medel Gallery Shu

MEDEL GALLERY SHUにて開催される湯浅万貴子さんの個展「円ら脈拍」(めちゃくちゃいいタイトル!)に寄せて、稚拙ながら「ゲシュタルト・エチュード」というテキストを書かせていただきました。
湯浅さんの作品をみることで観測されるゲシュタルトの反転とその間を縫うような身体イメージとしたおよび空間イメージの事を書いています。テキストではフランシス・ベーコンの名前を註釈に出していますが、湯浅さんが直接影響を言及されているエゴン・シーレや円山応挙も、単色面と輪郭、そしてその内側の変形する運動という知覚経験を促すものであり、それが情念的な力の発散と形式化された美への収束でもあるなと思いながら書いていました。拍が循環する感じ。これは湯浅さんの作品について書く事で、翻って私が今回気づいたことです。

作品を鑑賞する事にダイレクトなテキストですが、湯浅さんの作品を規定するものというよりは、湯浅さんの作品を「みる」ということの厚みを経験する補助線になれば幸いです。是非ご一読下さい。私も展示が楽しみです!

テキストはMEDEL GALLERY RHUさんのホームページおよび会場にて掲載されています。

https://medelgalleryshu.com/exhibition/makiko-yuasa-tsuburamiyakuhaku/

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